■昔々あるところにパパとママがいました
ある日パパは竜宮城のお姫様に恋をしました。
でも、すぐママに見つかってしまい
玉手箱も開けてないのに、パパは真っ白になってしまいました。
お姉ちゃんが絵本作ってくれたの!
あれ・・どうしたの?パパ・・・
■山下さん最近用もないのに、よくカウンター来ますね
誰かお目当ての娘でもいるんですか?
はっは~図星だ~!
何でおまえが知ってるんだって顔しないでくださいよ
で、だれなんですか?
相談事があったら言ってくださいね
山下さんの婚活に協力しますよ
■私ね6月に結婚することになったの
うん・・・・ありがとう・・・
はあ~少し期待し過ぎたかなぁ
えっ、なっ、何でもないわよっ!
全く、鈍感なのは相変らずね
ねえお祝いに美味しい物ご馳走してよ
■今から会いに行く?
忙しいの又今度にして
だったら会いに来い?
はあっ?何様のつもりよ!
あんたの言うとおり
「愛」でも「恋」でもないの!
二度と電話してこないで
じゃあね。サヨウナラ
■はい、もしもし・・・
はぁ?A地区で魔獣が現れたから今すぐ来い!?
やだ。だって今日非番だし。
あなた1人でやって。
「冥王星にかわっておしおきよ」ってブリブリやれば
すぐかたずくでしょ
こっちは、クローバーの限定フィギアを買うために
夜中から並んでるのよ!
苦労がぜ~んぶ無駄になっちゃうじゃない!
もう世界なんか滅んじゃえ!!
■おいっ、兄ちゃん! あんた見かけによらず、すげぇ強ぇんだな。 どうだい?俺も一緒に連れてってくれよ。 双剣使いの腕と俊敏な回避能力、ダンジョンのトラップ解除はお手の物なんだぜ。 …って待て待て!兄ちゃん、人の話聞いてたか? 絶対、仲間に入れておいて損はないぜ!
■あら、あなたの方から電話なんて珍しいわね。 急にどうしたの?
え、時間が空いたから今から一緒にご飯でもって… ごめんなさい。
今からクライアントの食事会に付き合う事になってて。
また別の日にセッティングしてちょうだい。
えぇ、連絡待ってるわ。それじゃあね。
■ねぇ!ちょっと!! そんな所で何やってるの?
「やべっ、見つかったぁ」じゃないわよ!
私がさっきから呼んでるのに返事もしないで!
…って一体何してるの?
あら、これは…もしかして何か作ってたの?
「もうすぐお母さんの誕生日だからこっそりプレゼントを作ってた」
何!何!もぅ楽しそうじゃない!!
そのサプライズ私にも手伝わせてよ!
お母さんが喜んで泣いちゃう位、
とびっきりのサプライズにしちゃいましょう
■■何で私が毎日 こんなバケモノの相手しなきゃならないの!
私だって普通の女の子したいのよ
友達と遊んだり・・・ 素敵な恋をしたり・・・
もう・・これで終わりよ くらいなさい!
出でよ昇竜 ダイヤモンドスターダスト!